上高地ツアー

上高地は中部山岳国立公園の一部で、特別天然記念物として指定されています。季節ごとに、高山植物など数多くの花が咲きます。

秋の紅葉シーズンには、カラマツの葉が金色に色づき、上高地は黄金色に輝きます。穂高連峰と色あざやかな紅葉を見るために、名古屋発の日帰りバスツアーで大勢の観光客が訪れます。5月の新緑の季節になると、ニリンソウやエゾムラサキなどの高山植物が咲き始めます。

遊歩道の脇には、可憐な白いニリンソウが群生しています。遊歩道をハイキングしながら高山植物を眺めることが、日帰りバスツアーの楽しみのひとつとなっています。エゾムラサキには青や紫の花以外に、白やピンクがかった花もあります。

上高地には、「高山蝶」と呼ばれる蝶が生息しており、花と一緒に飛んでいる蝶の種類も楽しめます。夏の上高地には、ノアザミやニッコウキスゲなどの高山植物の花が咲きほこります。高山植物と言うと地味な印象がありますが、よく見ると色とりどりで種類が豊富です。

日帰りバスツアーに参加する際には、花図鑑を携帯すると良いでしょう。中には、毒のある植物もありますから、見分けるのにも役立ちます。

花図鑑で高山植物の名前を調べながら、ハイキングするのも楽しいのではないでしょうか。

『ハイキングコース』